里程元標とは道路元標の一種で、一般的に明治期に建てられた角柱のものをさす。
里程元標は木で作られることが多かったため基本的には現存しないが、兵庫県は石造で作られたものが多かったため、現在まで残存している例が多くある。
特に淡路島内には残存例が多く、現在確認できているだけで5件残存している。
先日、11月10日に現地調査を行い、残存5件を確認したのでこれを速報的に報告する。
尚、この調査結果は10月21、22日に行った道路元標調査と併せてまとめて某所で報告したいと思っているので詳細はそれまでお待ちいただきたい。
仮屋里程元標:仮屋漁協前
下内膳里程元標:上内膳八幡神社付近
広田里程元標:広田南交差点
由良里程元標:洲本消防署由良支所前
洲本里程元標:厳島神社大鳥居脇
2019年11月13日水曜日
登録:
投稿 (Atom)
小林護の発表等のまとめ
実績 研究発表等 2018.9.22-23 日本地理学会秋季学術大会ポスター発表 「日本の大学におけ る地理教育の現状についての予察的研究」(共) CINII→ https://ci.nii.ac.jp/naid/130007539736 2019.9.21-22 日本地理学...
-
ここでは2019年5月5日現在の私の方針について述べる。今後方針転換があれば適宜修正していく予定である。 道路元標とは 道路元標は大正8年(1919年)の旧道路法の関連法である道路法施行令によって規定されるものである。日本全国各市町村に一つずつその市町村の道路の原...
-
この記事は道路元標調査の副産物としてできた記事である。 先日、道路元標の調査のために今昔マップで吹田市を見ているとふと1本の線路記号に気づいた。 図1 2万5000分1吹田および大阪島北部 昭和4年修正、同7年発行 時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」(...
-
Googleマイマップで日本全国の道路元標マップを作成しました。 https://drive.google.com/open?id=1VJuaZ8C1Ig7l2Cqkfvle0PG4_HMAYLnM&usp=sharing データ元は標石研究家の故池澤重幸氏の...