私は元来ミリタリー趣味、特に軍艦を見るのが好きなので日本国内にはほとんどない分海外旅行の際には現地で保存されている軍艦を見るのを楽しみにしている。シドニーでもオーストラリア国立海洋博物館で保存されている駆逐艦ヴァンパイヤをいの一番に見に行ったのである。
駆逐艦ヴァンパイヤ
駆逐艦ヴァンパイヤは船内のほとんどの場所が公開されていて、自由に見ることができた。艦橋ももちろん公開されていてたのだが、私はここで発見をした。そう、シドニー近海の海図が展示してあったのである。
海図は世界中の船乗りが使うため地図記号などは世界共通規格となっている。そして、ふとシドニー中心部を見てみると、なんと三角点の地図記号が載っていた。
ハーバーブリッジの付け根のあたり。Google mapsで調べてみるとそこにはシドニー天文台があることがわかった。天文台の近くにある三角点ということは重要なものの可能性が高い。
ということで海洋博物館周辺を観光したのち見に行くことにした。
シドニー天文台。屋根の上には報時球が今も残る。なお使われているかは不明。
シドニー天文台の裏庭にて発見
このジェンガのように石を積んだものが三角点である。
側面には「Old trigonometrical survey mark」とある。意訳すると古い三角点。。軍艦の地図も最新のものではなかったため現在も用いられているかどうかは不明である。
帰国後にインターネットを用いて調べてみたところ、この基準点は天文台の屋上にある基準点の引照点のと見られるまた、ニューサウスウェールズ州の経緯度原点でもあったようだ。
あるHP曰く設置時の緯度経度は33° 50’55” S 151° 12’4” Eとある。現在の座標は33°51'34.8"S 151°12'17.0"E(Google mapsで測定)。この若干の誤差はオーストリラリア測地系と世界測地系の差なのか。
また、すぐ裏手の白いピラミッドみたいな木組みのなかには子午線標が置かれている。
シドニー天文台。屋根の上には報時球が今も残る。なお使われているかは不明。
シドニー天文台の裏庭にて発見
このジェンガのように石を積んだものが三角点である。
側面には「Old trigonometrical survey mark」とある。意訳すると古い三角点。。軍艦の地図も最新のものではなかったため現在も用いられているかどうかは不明である。
帰国後にインターネットを用いて調べてみたところ、この基準点は天文台の屋上にある基準点の引照点のと見られるまた、ニューサウスウェールズ州の経緯度原点でもあったようだ。
あるHP曰く設置時の緯度経度は33° 50’55” S 151° 12’4” Eとある。現在の座標は33°51'34.8"S 151°12'17.0"E(Google mapsで測定)。この若干の誤差はオーストリラリア測地系と世界測地系の差なのか。
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