2020年5月10日日曜日

在野研究2年生の雑感2 今何しているかの話

在野研究2年生の雑感、まさかのシリーズ第二弾。
特にシリーズ化する予定はなかったのだが書きたいことができてしまったのだから仕方ない。

今回は「今」私が何をしているかということを書いていきたいと思う。

私の興味関心の対象は今のところバラバラな4つがあり、それぞれ別個に活動をしている。
研究対象はなるべく絞ったほうがいいのは自明だし、時間のない在野研究者にも拘わらずこんなことしているのは自殺行為もいいとこだろうが気になるんだから仕方ない。
というか自重してやってないだけでやりたいことはもっといっぱいある。これだから私は研究者に向いていないんだろう。


1.伝統的建造物群保存地区
これは卒業論文で扱った内容であり、また昨年秋の地理学会でポスター発表をした。また、学部時代からよく相談に乗ってもらった先生(指導教官ではない)からは査読論文にしてみてはどうかと提案されている。しかし完全に行き詰まりを見せているため今後これがどう進められるかについては全くの未知数となっている。
読もうと思ってダウンロードした論文は山のようにあるのだが・・・

いままでやってきたのは「歴史的町並みがなぜ残ってしまったのか」という視点なのだがそろそろ転換すべきなのかもしれない。


2.外邦図
これは大学時代に参加していた自主ゼミに関するものである。こちらは過去に共同で3回ポスターで報告をしている。これもそろそろペーパーにしたいと思ってはいるのだが、研究対象は大学の地図室にあるので尼崎勤務になったことが露骨に障壁となっている。さらに一緒に研究をしていた後輩も今年度いっぱいで卒業してしまう予定なので彼女の卒業後どうするかについては全く見通しが立っていない。
秋の地理学会に向けて何かする話もあるがこれも話が進んでいないため未知数。おそらく間に合わないだろうと思う。

ちなみに私が一番専門だと思っているのはこれである。

3.道路元標
ただの趣味から発展したものだ。これの成果としては今のところは下国雑誌という冊子に寄稿したのみとなっている。下国雑誌に寄稿したものを発展させてもう一本くらい書くことは可能だろうがその先については未定となっている。里程元標の研究はほとんど進んでいない(先行研究は把握できている範囲だと僅か3本)ためまだまだやれることはあると思われる。もしかしたら最も先行きが明るいのはこれかもしれない。
また、道路元標についてはこのブログでもたびたび扱っているところである。

4.基準点
一応研究対象としているが実際のところ研究というほどのことは全くしていない。今までにやっていることといえばローカル雑誌「散歩なう」に基準点散歩という記事を連載しているのみである。ちなみに文庫サイズで毎号私が書いてるのは3ページだ。

以上が私の「今」の研究内容だ。今後どう変わるかわからないがとりあえず2年目はじめの時点での状況を記録しておきたい。
なお、私の過去の実績は本ブログの最初の記事に全部書いてあるのでもし詳しく見たいという方がいたらそちらを参照してもらいたい。




今のところはこれで終わりの予定だが興に乗ったら第三弾もあるかもしれない。一応その可能性も考えて英数字で番号を振っている。



5月16日1時
文章随所直しました。

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